J-term Program

J-termとは?

コロンビアビジネススクールには、9月開始の2年コースと1月開始の16ヶ月コースがあります。これら2つのコースの相違点を下記に記します。


2つのコースの違い

この2つのコースの大きな違いは、入学時期と夏季インターンの可否です。

Fall termは9月に授業を開始して、翌年の5月中旬には夏休みに入ります。一方で、J termはFall termer(9月生)より約4ヶ月遅れた1月に授業を開始し、夏休みがありません(2週間ほどの休みはあります)。夏休みを授業に用いることによって、Fall termerに遅れた4ヶ月を取り戻します。夏休みが無いということは、インターンができない、またはできたとしてもその期間が短い(3週間程度)ということになります。通常Fall termerは退職私費学生が多く、夏にインターンを実施した企業へフルタイムで就職をすることを狙いますが、インターン期間のないJ termer(1月生)はこのような就職活動が不可なため、社費学生、またはファミリービジネスの学生が多いことも事実です。


2つのコースの共通点

Fall termおよびJ termのコースの量と内容は同じです。J termがFall termに比べて授業量が少ないということはありません。

必修科目はクラスタ―ごとに行われるので、Fall termerとJ termer は異なるクラスターで授業を受けることになります。

選択科目に関しては、Fall termerとJ termerは同じ授業を受けることになります。特に2年目からは選択科目のみとなりますので、どちらのコースを選択しても同じ授業を受けることになります。授業の量と内容が変わりませんので学費も同等の金額となります。


どのような人にJ termは向いているか

J termはしたがって、下記のような人に向いていると考えられれます。

  1. 短い時間で集中してMBAを終了させたい人
  2. 企業派遣・ファミリービジネスなどインターンを必要としない人
  3. 入学前と卒業後で仕事の内容を大きく変えない人

ただ、J termの学生であっても、入学前と卒業後に大きな仕事内容の変化があったり、学期中のインターンや大きく職種を変えた転職を行っている学生も多数おります。もちろん夏季インターンを実施し、リターンオファーを貰うことが出来るFall termerに比べると、転職の確率は下がりますが、実質は、「インターンをする・しないに関わらず、夏休みが3ヶ月ほしいか」というところがFall termかJ termかの選択の要となると思います。