· 

Christmasに振り返る、CBS MBA Scholarships(Merit/ Need)& 金銭事情

 

こんにちは、Class of 2024の山崎です。今回は「Christmasに振り返る、CBS MBA Scholarships & 金銭事情と題し、CBSにおける MBA Scholarships & 金銭事情について、纏めて行こうかと思います!

 

(画像のような、可愛らしいサンタクロースが奨学金をプレゼントしてくれれば良いのですが、私費生にとって、お金回りは大きな問題なので、色々リアルに数字も出しながら記載して行こうと思います、、、笑)

 

まず、一般的な内容から記載をしていくと、CBSにおけるScholarshipには、Merit-basedとNeed-basedの2種類が存在します。凡そ、大学の公式HPに記載されている奨学金に関する情報としては以下の通りです。

 

  • 奨学金の受給額レンジとしては、$10,000から$30,000(年間) の範囲
  • 申請者のうち、半数が奨学金の受給資格を得ることができる
  • 平均の奨学金受給額は、$20,000(年間)

 

奨学金獲得までのフローとしては、CBSの合格後、奨学金のアプリケーションを提出することから始まります。アプリケーション上には、Financial Status等の定量情報に加え、個人的に何故奨学金を必要としているのか、というエッセイ(定性情報)が求められます。当該内容に基づいて、FinAid Officeが需給可否を判断をしていきます。

 

Merit-Based/ Need-Basedを分けるポイントには幾つかありますが、一つはGMATの成績があると噂されています。GMAT成績が高ければ高いほど、Merit-Basedを若干だけ需給し易い(ただ、そこも総合判断)傾向にはあるようです。(私の場合は、GMAT点数がそこまで極端に高くなかったので、1年目のMerit-Based奨学金は残念ながら受給失敗…)

 

結果、1年目の時点では、$20,000/年のNeed-Based奨学金を受け取っています。当時の奨学金のエッセイで強調していたのは、① 前職を定年退職済の両親から借金をして来ていること、② まだ大学生の兄妹がおり両親はCashを工面する必要があること、③ 家内(妻)帯同で来ていること、の3点でした。(これらのポイントはあくまでもご参考まで)

 

$20,000だけ頂けただけでも本当に有難かったのですが、実は追加のチャレンジがあったのは、嬉しいサプライズでした。これはHPに記載のない情報となりますが、実は2年目の段階で、追加的に需給資格が生じます。私が認識しているのは、以下の通りです。

 

  • 成績優秀者に対する奨学金:GPAが上位数%の場合、一定の学費に係るDiscountが生じると聞いています
  • Second Year Merit Fellowship:(ビジネススクールで勉強をそこそこ頑張り、)Student Clubs、Fellowship等に頑張っていれば、受給資格が発生

 

私の場合は、後者に応募し、追加で$5,000のMerit-Basedの奨学金を獲得しています。こちらの奨学金については非常にテーマがシンプルであり、『MBAにおける学習や活動とProfessional Goalsの関係性』『次世代リーダーとしての最大の課題は何で、自分がどのように貢献するのか』について、記載をすれば良いため、MBA中の活動次第では、誰にでも獲得チャンスがあります(積極的に活動すればするほど、受給確率が上がると言っても過言ではないかと)。

 

尚、アプリケーション上では、Tamer CenterのFellowship×2 SemesterとStudent Clubでの役割(JBA: Co-Presidents & CEO VP of Finance)、Hermes Societyでの活動をアプリケーションの中で強調していました。よって幸運にも、2年目の奨学金については、Merit-Based $5,000 + Need-Based $20,000で合計$25,000となっています。

 

ここで、CBS/NYCでの日々の生活に係る出費を振り返ると、主な構成としては、

 

【月々の合計:$3,100-3,350】

  • 家賃:$2,150/ 月(Campus Housing, Studio Type, 約50平米) * 単身の場合、シェアハウスで$1,500程度かと(Campus Housingではないですが、$800というブルックリン住まいの強者がいたという話も聞きます)
  • 生活費/食費:East HarlemのCostcoで3週間に一度、オムツも含めて纏め買い。平均して約$250-300
  • 交際費(交通費含む):$500-700前後
  • 雑費:$200前後(特殊な出費)

 

という感じです。月々平均すると、家族3名(私・妻・生後半年の子供1人)で$3,000強の出費が生じることとなります。

 

ただ、正直家賃については、予想よりも安く収まりました(Campus Housingの場合はMarket Priceの半額程度なので他のスクール対比でも同じか少し安い気がします)。加えて、CostcoがEast Harlemにあるため(Main Campusからバスで35分程度、帰りは定額タクシー有)、非常に家計的には助かっていますが、奨学金が家族でのNYC生活の大きな支えとなっているのは、間違いありません…!

 

また、2年目については、F-1 Curricular Practical Training (CPT)を活用することで、USの企業(NYC & NYC外)でのIn-Semester Internship(給与発生)が可能となります。時給は$25-50(稀にそれ以上もあり)と幅はありますが、CBS専用のJob Portal(通称・COIN: Career Opportunity Information Network)には様々なJob Positionsが載っているため、週15-20時間のコミットで月に約20-25万円のキャッシュフローを作ることもできます。なお、1年目の間、CPTはAvtivateできないため、USの企業から給与を貰うことはできません。(Teaching Assistant等の学内業務を除く)

 

今回のブログ記事では、HP上の情報だと少し分かり難いMBA Scholarshipについて、リアルな生活費事情も交えながら、説明するように勤めました。この記事を読み、Columbia Business Schoolに興味をお持ちになられた方は、お気軽にこちらのコーヒーチャットフォームから、お申込みください!金銭面でCBS受験を迷われている方も是非ご相談を!お待ちしています!

 

R2の応募締切も迫ってきていますが、皆さま、良いお年をお迎えください!

 

Class of 2024, 山崎

 

+++

[オマケ(YouTubeのVlogにおける詳細レポート)]

友人の奥様が運営されているVlog(KAN from Tokyo)にて、NYCの格安スーパー(Costco, トレーダージョーズ)のレポートがされているため、もしご興味のある方はご参考までにご視聴ください~!