Deferred Enrollment

コロンビアビジネススクールのDeferred Enrollment Programは、卒業直後もしくは今年度卒業予定の大学生や就職経験の無い大学院生向けに、卒業後2-5年後にフルタイムMBAへの入学が保証されるプログラムです。大学・大学院の最終年に受験し合格した後、MBAを始める前に、最低2年の実務経験（社会人経験）が求められます。

一般的な受験プロセスでは、受験前に少なくとも数年の実務経験が求められますが、このプログラムであれば、働き始める前に出願することが可能です。

（コロンビア公式のDeferred Enrollmentの説明はこちらへ）

＊詳細＆最新内容は公式ウェブサイトにてご確認ください

出願:

大学４年生もしくは大学卒業後直接進学した大学院での最終年次に出願します。（尚、ロースクール、医学部の学生は対象外なので通常の出願プロセスから出願することになります）

一般的なMBA受験と異なりラウンド制は採用しておらず、出願締め切りは通常4月となっています（2024年の場合は4月15日）。

また、出願料は無料です。

出願必要項目(エッセイ内容以外はほぼ通常の出願プロセスと同じ・GMATやGPAのスコア分布は公式ウェブサイトに記載されています)

• オンライン願書
• 成績証明書
• 標準テストスコア(GMAT Exam, GMAT Focus Edition, Executive Assessment, or GRE)
• レジュメ(卒業後の内定先がある場合は記載可)
• 推薦状１通(大学教授、メンター、インターンシップ先や内定先の上司など)
• ショートアンサークエスチョン
• エッセイ

インタビュー

書類審査を通過した場合は、オンラインもしくは対面のインタビューへ招待されます。（2024年の場合は、5月15日頃が目安）

合格発表

インタビュー後２週間以内に合否が通知されます。合格した場合は8月1日までに$500 non-refundable depositを払う必要があり、その後Deferする年ごとに deferral continuation feesが発生します。

実務経験

MBA入学前に最低２年の実務経験が必要とされています。

職種は問われませんが、入学時に実務経験を証明する書類を提出する必要があります。

この間、Deferred Enrollment合格者のみが招待される公式オンライングループを通じて、キャンパスビジットや交流会に参加することができます。

MBA入学

入学時期は、卒業後２年以上５年以内であればFall TermとJ-Termどちらでも選べます。卒業後２年経った時点より毎年入学Orもう一年見送るかの意思決定が求められます。

• 通常日本の大学生は３月に卒業しますが、Deferred Enrollmentの出願期限は４月中旬、合格発表は5月中旬以降であるため、多くの場合は就職後に合否を知ることになります
• Deferred Enrollmentで不合格だったとしても、Regular Admissionsにてペナルティ無しに再チャレンジができるため、少しでもMBAに興味がある学生にお勧めです
• Deferred Enrollment合格者のみのグループではMBA入学前にイベントや情報交換が行われるので、入学前からよりクラスメイトとのコネクションができます
• Deferred Enrollmentの合格者も全員通常と同じMerit＆Need-based Financial Aid（奨学金）の対象になります
• Dual Degreeを希望する学生は、Deferred Enrollmentで合格した後、他のプログラムに出願することができます
• 日本から受験する学生でDeferred Enrollmentを活用する方は非常に少数であるため、チャンスかもしれません☺