Frequently Asked Questions

こちらでは、我々在校生が受験生から数多くご質問を受ける内容に関して回答させて頂きます。

是非キャンパスビジットの前には、一読して頂いた上でお越しいただくことをお勧めしております。

 

ファイナンスを勉強する人向けの学校では

 

ファイナンスに強い学校であることは確かです。
卒業生であるWarren BuffetやKKRのHenry R. Kravisに象徴されるように、ColumbiaのValue Investing ProgramやPE Fellows Programは多くの運用会社が一目置くプログラムです。

しかしながら、金融のみにフォーカスした学校では決してありません。世の中のトレンドや学生の興味を常に汲み取り、新しい教授やクラスを採用しています。近年では、アントレプレナーシップ、テクノロジーなどにも力を入れており、著名なシリアル・アントレプレナーなSteve Blank教授のLean LaundhpadやFrog社の社長Harry Westが教えるDesign Thinkingのクラスも大人気です。

コロンビアはニューヨークNo 2の地主であることからも、不動産に関する授業も豊富です。

 

チーム作業が無く、個人作業のみの学校なのでは 

 

多くの日本人アプリカントの方がコロンビアに対してお持ちの印象として、

チーム作業が無く、個人ベースで学業に勤しむ学校というものがあるようです。

事実ア ルムナイ・在校生の中にも入学前はこのようなイメージを持っている方も多かったようです。

しかし事実は全く異なり、多くのチーム作業が学生には課されます。

 

参考までに1年目の全必修科目についてのチーム作業状況を掲載します。

クラスメートをよく知らない最初の学期については、国籍・職業バックグラウンド・性別などによる

ダイバーシティを考慮した5人~6人のチームを指定されます。

1学期目の全ての科目のチーム課題に関して、このメンバーと取り組むことになります。

特に1学期最大の課題である「ミクロ経済」「コーポレートファイナンス」の共同プロジェクトは、

締め切り日の1ヶ月以上前から作業が開始され、最終日は徹夜になるというチームも珍しくありません。

選択科目については、授業内容や教授の方針によるため一概には言えませんが、

多くの科目でチーム作業が組み込まれています。

 

日本におけるアルムナイ・ネットワークが弱いのでは

 

 これまでコロンビア大学MBA・OB会は、対外的な情報発信を余り行ってきませんでした。これによりアルムナイ・ネットワークがどのような活動を行ってきたかに関する理解が無かったため、上記の認識が生まれたと思われます。

実はコロンビア大学MBA日本人会は、会長である茂木氏(現キッコーマン会長)を中心に、日本におけるMBAアルムナイ会の中でも最も活動的に運営されている会の一つです。月次のハッピーアワー(懇親会)、2ヶ月に1度のペースで行われている勉強会を中心に、サマーアウティング・クリスマス会・ゴルフ会など数多くのイベントが実施されています。また日本におけるアルムナイの総数は約500人に上り、財界・官界の各分野において活躍しています。

 

Alumni会ホームページはこちら

  

競争的な環境で、学生間の仲が良くないのでは

 

 これも数多くのアプリカントが持っているコロンビアに対する印象です。実際はソーシャルイベントが数多く催され、学生同士のフレンドリーなコミュニケーションを促進しています。たとえば毎週木曜に学校内で行われるハッピーアワーは各企業からの協賛により実施される会で、ビール・各種ピザが無料で楽しめます。 週によっては学生DJ・バンドなどが登場することもあります。

 

大学周辺が危険なのでは

 

 NYという立地柄大学周辺が危険で、女性・妻帯者には不向きという認識があるようです。

しかしジュリアーニ氏のNY市長への就任以降、NYの治安は大幅に改善され、

コロンビア周辺もこれまで以上に安全になりました(元々安全な地域ではあります)

 

多くの日本人学生が家族と共に留学していますが、学校の近辺に居住している方も少なくありません。

午前12時以降の深夜でも一人で歩く女性もかなり見受けられます。無論アメリカでの生活ということで注意は必要です。

 

生活費が他校と比較して高いのでは

 

留学期間中における生活費は、他校とそれ程変わりません。コロンビア大学は学校周辺に多くの学生寮を所有しており、

それらをマンハッタンにしては格安の値段(1 Roomが月1300ドル程度)で借りることが出来ます。

また飲食についても値段のバラエティに富んでいます。

学校の近辺には1食5ドル程度のサンドイッチ・デリから、8ドル程度の和食・中華・韓国・イタリアンまで豊富にあり

、ミッドタウンにも多くの手ごろなレストランがあります。

また地下鉄が発達しているため車を所有する必要も無く、結果として他のMBAよりも安い生活費で暮らしているケースも多いようです。

 

2年制MBAの場合、アーリー・ディシジョン(ED)で出願しなければ、合格できないのでは

 

アーリー・ディシジョン(ED;10月上旬締切)と、レギュラー・ディシジョン(RD;1月上旬締切)の合格率について、

Admissions Officeは比較値を公表していません。しかし、もちろんですがRDの合格実績はあります。

 

CBSも他校同様、早めの出願の方が有利であることに変わりはありません。

アプリケーションの質とスピードを鑑み、最適なタイミングで出願されることを推奨します。

 

またCBSは、殆どの米国ビジネススクールが採用しているRound制ではなく、

多くの欧州ビジネススクールが採用しているRolling制を採用しています。

したがって、締切日前であっても、既に優秀な方々が多数出願している場合は、合格を出し切ってしまう可能性があります。