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1年目の振り返り(1/5) | 自己紹介とNYC生活編

思い返せば、もう1年以上が過ぎているのは、本当にあっという間です。

Columbia Business School Class of 2024の山崎(やまざき)と申します。本日以降、数回に渡り、この1年間の振り返り(CBS Life)について、なるべくリアルなトーンで書くことを意識しながらブログ記事としていきたいと思います!

 

<私の簡単なプロフィール>

出身地:石川県(海外経験なし)

年齢:30代

前職:証券会社の投資銀行部門(退職の上、私費で留学)

家族:妻が仕事を退職の上、帯同

 

妻は韓国人ではあるものの、海外で暮らした経験は全くなく、おっかなびっくりの状態でNew York Cityの生活をスタートしたことを覚えています。住まいは、Campus Housingでして家賃は約$2,000、但し建物は築100年以上のビンテージでして(老朽化し過ぎて)ガスパイプが壊れ、キッチンガスが使えないというギャクのような状況から生活を始めました(中はリノベされてとっても綺麗なんですけどね)。尚。料理についてはElectric Stoveが貸与され、問題なくできているため、ご心配なく。

 

ここから、生活編ということで、主に日常生活(1週間のスケジュールや生活費、NY観光/配偶者(家族)との生活)を中心に書いていこうと思います。

 

 

<1週間のスケジュール>

Columbia Business Schoolの場合、1週間のスケジュールは比較的、フレキシブルに決めることができます。月~木までが授業であり、当該スケジュールはCoreを除き、自分の好きなように決められます。(金~日は、EMBAの授業を取らない限りは休み)

例外的に、1st SemesterはExemptをしない限り、Coreの科目で埋められるため、Learning Team(5-6人で一組)で課題を遂行する必要があることが多く、かなりの時間を友人とディスカッションや課題への取り組みに時間を割くこととなります。

 

私の場合、幾つかExemptをCoreの科目に対してしていたものの、MBA生活の中に慣れないまま、1年目は課外活動を非常に欲張ってしまった(InSITE Fellowというスタートアップのコンサルティングフェローシップや、Small Business Consulting ProgramにてゴーゴーカレーUSAのコンサルティングプロジェクトに従事してしまった)ため、学校の授業・イベント、イベント(Club Eventも山ほどあります)、Socialで朝から晩までスケジュールが埋まり、半ば妻に怒られるくらいに充実した(忙しい?)日々を送っていました。

 

全体観として、自分がやりたいことに対して、応えてくれる都市(NYC)であり、学校(授業やプログラムの充実度の観点)という印象は今も強く持っています。(忙しくしようと思えば際限なく忙しくできます…!)

 

<生活費>

New Yorkのイメージといえば、非常に物価が高いイメージがあるかと思いますが、それは一部正しく、一部間違っていたなー、という気持ちが正直な感想です。住宅費については、上述の通り、確かに高い水準ではあるものの、US全体の都市の中で見たとき、Campus Housingに住んでいる限りはめちゃくちゃに高い訳ではないな、という印象を持っています。

 

また、生活費の中でも大きな割合を占める食費については、East HarlemにCostcoがあり、纏め買いをすることで、一定程度の水準感(凡そ、2人で1ヵ月あたり、自炊で$350-400のイメージ)に抑えることができていました。あとは、「どの程度、Socialのイベントを入れるか」「外食するか」に依るかと思います笑。二人合わせて、娯楽費含め、$1,000前後が平均的な出費でしょうか。(外食は高いです)

 

自分自身で工夫しさえすれば、意外と生活費は抑えることができるなーという印象です。学生ということもあり、実はメトロは半額(Fair Fare)で利用できたりもします。

 

<NY観光/家族との生活>

NY観光については、非常に多くの観光名所があるので、CBS生は恐らく異口同音に賞賛するかと思いますので、詳細は割愛させてください笑。ただ、妻も含め、よく言っているのは、もう一度新婚生活をするがごとく(結婚5年くらいで行ったので)、NYを中心に非常に楽しむことができているよね、とよく話をしています。治安の悪さを心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、それは主に夜と、一部の地域に限って言えることで、一定の注意を払ってさえいれば、そこまで危ない都市ではありません(夜中はUberで移動、変な地域には近づかない)。むしろ家族として、かけがえのない想い出を作ることができる場所であると感じています。

 

また、私が学校生活で忙しくしている間、家族が何をしているかと言いますと、私の妻の場合、Teachers Collegeが提供する学外向けの英語クラスに通っていました。週に3回、自分自身のレベルに合わせて集団レッスンを受けることができます。そこにいる学生同士で繋がりもできるようでして、妻は別の国の学生とご飯に行ったり、交流を深めたりしていました。私と妻の間に、活動量の温度差が出来ることが当初は心配であったのですが、パートナー自身にやりたいことが明確(私の妻の場合は、資格勉強と英語学習)であれば、むしろお互いにとって充実した日々を過ごすことができるのではないかと考えています。前述の通り、Columbiaの場合、3連休(金土日)を毎週取ることができるのも、家庭と学業のバランスを上手く取るにおいて、非常に効果的だったと思っています。

 

徒然とここまで長々と書いてきましたが、この先、以下の通りにテーマ設定をしてブログ記事を書いていこうと思っていますので、ご興味のあるかたはお付き合いいただけますと幸いです。

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

Class of 2024, 山崎(金融、私費)

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<今後執筆予定のブログ記事>

1年目の振り返り(2/5) | オリエンテーション編(2022)

1年目の振り返り(3/5) | Academic編(お気に入りの授業)

1年目の振り返り(4/5) | 学校行事編(Gala)

1年目の振り返り(5/5) | 番外編(ウォーレンバフェット)