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Hamptons Week (ハンプトンズウィーク)

みなさん、こんにちは!

 

今回はCBSの誇る「ハンプトンズウィーク🏖」というイベントについてご紹介します!

※このブログはClass of 2025の参加者数名で書いております。

 

◯ハンプトンズとは

 

ハンプトンズとはなんぞや?と思われるかもしれませんが、The Hamptons(ハンプトンズ)というニューヨーク州ロングアイランドの端っこにある海岸沿いの避暑地です!

 

マンハッタンからは車や電車で3時間前後のアクセスとなっています。東にひたすら行く、というイメージです。

 

ここはニューヨーカーの高級別荘地として知られており、ビーチを中心に湖や林など自然溢れる涼やかな場所です。なんでもここに別荘を構えることはある種、成功のステータスなんだとか。ちょっとした街みたいなものもあり、バーやかわいらしい小物屋さんなどが並んでいます。

◯ハンプトンズウィークとは

 

さて、本題のハンプトンズウィークですが、これはCBSの新入生が入学前の8月初頭ごろにこのハンプトンズに一週間ほど滞在し、事前に親交を深めるというイベントです!

 

運営は学生によって自主的にされており、大学としては非公式の位置付けです。とはいえ、2023年は新入生の半数近くの約400人が参加する大規模なイベントで、CBSのネットワークの強さに一役買っています。

 

◯宿泊

 

400人が入るようなホテルは現地にないため、40ヶ所ほどAirbnbを借りてそれぞれに10人前後が宿泊します。

 

家に10人も泊まれるのか、と日本の感覚では思ってしまいますが、一部屋を二人でシェアしていくと不思議とすんなり泊まれてしまいます。ここはさすがアメリカの別荘、という感じです。

 

ハンプトンズウィークでは全体のイベント以外は結構空き時間が多いため、個々のハウスではゲームをしたり、おしゃべりをしたりと、なかなか濃密なコミュニケーションの場となります。

 

◯何をするか

 

さて、肝心の何をするかですが、ひたすら「親睦」をします。ざっくりとしたスケジュールとしては、午前はフリー、午後はアクティビティ、夜はパーティーといった感じです。

 

午前は特にやることがないので、のんびり寝たり、有志でスポーツをしたり、庭で読書をしたりと、思い思いに過ごします。

午後はビーチなど主に屋外で過ごします。そのほかワイナリーを訪れるような文化的な活動もあります。

 

夜はいよいよバーや大きめのハウスに集合し、お酒を片手にひたすら立ち話をします。

※お酒に関しては飲みたくない・飲めない人はそのようにしてください!

 

基本的にはこれの繰り返しで、延々とスモールトークをしていきます。これは疲れるといえば疲れるのですが、なかなかに実り多き体験となりました。このあたりは次の章で詳しく書いてみます!

 

◯得られるもの

 

ハンプトンはなかなかにお金もかかりますし、直接的な経営の知識もつくわけではありません。

 

しかしながら例年好評を博しており、特に日本人視点では以下のようなメリットがあります。

 

①ネットワーク

 

まず多くの同級生と知り合うことができます。学校が始まる前に知り合いが増えるのは心強いです。ほとんどの新入生は「友人ができるだろうか」という不安感を大なり小なり抱えているので友人をつくりやすい環境です。またクラス分け前なので、クラスに関係なく交友関係を築けます。

 

②コミュニケーション力

 

ご存知の通りビジネスは戦略だけで進むものではなく、人間同士の繋がりで進むウェットな側面も多分にあります。会食などはその具体的な例でしょう。ハンプトンでは永遠にスモールトークを繰り返すので、初対面に耐性ができていきます。また、気が合う同級生とは当然ディープな会話となり、それはいうまでもなく実り多きものとなります。

 

③文化理解

 

アメリカのパーティーを体感することで、現地のノリがざっくりと分かってきます。どこが頑張りどころなのか、逆にどのくらい力を抜いていいのか、どんな話題が多いのか、どんな話がうけるのか、などなど。また、アメリカだけでなく多国籍の同級生も数多く参加しており、リラックスした雰囲気のもと相互理解を深める絶好の機会となります。

 

このように意外と実用的なリターンも得られるのがハンプトンズウィークの面白いところです!

 

◯最後に

 

さて、ここまでお話ししてきたハンプトンズウィークですが、実は例年日本人の参加者はあまり多くありません。理由としては、社費派遣でサマースクールに通わないといけない、私費のためコストを抑えたい、貴重な長期休暇なので他の場所にいきたい、など様々です。

 

ただこれらに加えて、これまで情報不足だった、という理由もありそうでしたのでブログを書かせていただきました!少人数が参加している現状は日本人が「個」でサバイブするという意味では良いかもしれませんが(過去参加した先輩は「単騎特攻すべし」と言っていました)、先述の通り優れたイベントですし、ぜひ広く知っていただければ執筆冥利につきます。

 

改めまして、任意参加ではあるものの、ハンプトンズウィークは現地の世界に飛び込むことができるという意味で非常に有効なCBS独自のイベントです。来年以降入学される方々は是非参加をご検討ください!!