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【企業講演】Manga Business in the USA!, Kodansha USA COO


こんにちは、Class of 2024の山崎です。今回は、12/5のランチタイムに行ったイベント、「Japanese Manga Business in USA」にフォーカスして、ブログ記事を書いて行きたいと思います!

 

今回、Japan Business Associationがゲストとしてお呼びしたのは、Kodansha USA Publishing, LLCの作田COOです。日本のアニメ文化がアメリカにおいても人気であることはご周知のことと思いますが、日本企業(特に出版社)がどのようにアメリカでビジネスを展開しているかは、意外と知られていないのではないでしょうか!?今回、作田COOには、アメリカにおける講談社のコミックビジネスと、日本のコンテンツをアメリカのユーザーに届けるための取り組みについてお話いただきました。

 

私が特に印象に残ったのは以下の要素でした。

 

       日本で売れている=アメリカで売れるとは限らないため、現地のLicensorsとなり得るPublishing Companiesと対話を重ねながら、確りと市場調査をした上で、マーケティングをする必要がある

       アニメ化している作品の場合、上手くメディア展開をレバレッジしながら、市場展開することが、やはり効果的

       アメリカでの展開が難しいジャンル(例えば、日本特有の歴史や文化を知っていることが前提となる作品)は存在するため、現地のユーザーの嗜好にフィットしたコンテンツを選び、アメリカで展開することが肝要

       現地語への翻訳については、将来的にはAIが有効な面はありつつも、ネイティブが認識する微妙なニュアンス(例えば、キャラクターによって英語の文体を変える)等は、匠の技が活きる部分も存在

今回のイベントには、最終的に約70名のColumbia Business Schoolの生徒が参加し、日本の文化やビジネスに対する理解を促進するという点においては、大成功でした。

 

元々、作田COOとはニューヨークにおけるJapan FestivalにてJBAのメンバーが知り合いまして、今回のイベント開催に繋がりました。ネットワーキングという点では、やはりニューヨークという都市に存在する無数のコミュニティとその間に存在する繋がりを活かすことで、中々アプローチできないようなエグゼクティブに出会うことができます。Columbia Business Schoolの中だけに留まらず、ニューヨークという地の利を活かして様々なビジネスエグゼクティブやアーティストとネットワーキングすることが出来る機会を持つことができるのは、非常に大きな魅力であると考えています。

 

このブログ記事を読み、Columbia Business Schoolに興味をお持ちになられた方は、お気軽にこちらのコーヒーチャットフォームから、お申込みください!お待ちしています。

 

Class of 2024, 山崎